昨日はビジネス日本語の6日目でした。
「情けは人のためならず」いい言葉ですね。It’s one of the Japanese cool proverbs which means “the good you do for others is the good you do for yourself”.人のために何か良いことをすることは、巡り巡って自分に帰ってくるという言葉です。
仏教、ヒンドゥー教での「カルマ(Karma)」、因果応報(いんがおうほう)の世界観です。英語では似た言葉に、”What goes around comes around.”という言葉もあるそうです。
自分に降り掛かる全てのことは、全て自分のせいだと考える。良いことも悪いことも、全部自分に返ってくる。
自分だけがハッピーになることばかり考えて行動するより、みんなでハッピーになれるような行動をするように心がけた方が、楽しいし、いい成果が生まれますもんね。。
反対に、自分のことばっかり考えていると、何も良いこと無いという話で芥川龍之介の「蜘蛛の糸」という小説があります。
そうだ!今日は生徒さんに「蜘蛛の糸」の話でもしてみようかな。インドでも、似たようなお話があるかもしれないし。
あと、最近もう一つ面白いお話を聞きました。
日本では、自分の子ども達に「人に迷惑かけてはいけないよ。」と言って育てますが、
インドでは「自分も人に迷惑をかける存在なのだから、他人を許し、助けてあげなさい。」と言って子どもを育てるそうです。
なるほど〜。
確かに、インドに住んでると、私が困っているとすごく親切に助けてくれるし、インド人の友達が困ったときは夜中でも私を頼ってきます。
まあ、困ったときはお互い様ってことで、全然いいことだと思います。
考え方の違い、面白いですね〜。