チームワークの話が出てきたので、「協力(Cooperation)」という言葉について話し合いました。

「協力(きょうりょく)」という言葉、「力(ちから)」という文字が3つありますね。

3人で力を合わせると、何か大きな事を成し遂げることができそうですね。

同じような言葉として、「三人よれば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)」を紹介しました。

これネットで調べると、英語の対訳として

Two heads are better than one, even if the one’s a sheep’s

(一人の頭より二人の頭の方が勝っている、たとえ一つが羊の頭であろうと)」

と出てきます。

何事も、知恵を集めてすべし。」という意味なので、まあまあ似てる気がしますが・・

英語のは、なんかネガティブな印象を受けるのは私だけですかね。足りない頭でも合わせれば、まだマシだろう!みたいな・・

それに対して、「三人よれば文殊の知恵」は、

Three heads will produce Manjushri’s wisdom

(三人集まれば、文殊菩薩のような素晴らしい知恵が出るものだ)

です。何となく、こっちの方がポジティブな印象を受けますね。

ちなみにManjushri(まんじゅぼさつ)はこのお方。知恵の菩薩。

220px-Manjusri_Kumara_(bodhisattva_of_wisdom),_India,_Pala_dynesty,_9th_century,_stone,_Honolulu_Academy_of_Arts
(画像引用:Wikipedia)
インドでも有名な神様じゃないですか!

日本の言葉について調べていると、何となく「アジアは一つ」なんだなぁと思ってしまいます。

勉強になりました。

By ecce